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ダンス・バレエ

ヒップホップダンスでまわりのみんなと圧倒的な差をつけるには|ヒップホップはテクニックだけではない

ヒップホップダンスは1990年代の頃と比べるとダンスの認知度も上がり学校の授業でも取り入れられるようになりました。

私がダンスを始めた1990年代はまだまだダンス人口が少なかった時代でその頃と比べると考えられないんですが、通っていた大学ではサークルまでできて200人くらいいます。
*うらやましい・・・

大学の頃は鏡の前でダンスの練習しているやつなんて私とあと2~3人くらいで「なにやってんだこいつら?」見たいな目でずっと見られていました。

でもダンスが好きでそんな冷ややかな目は一切気にせず、学生時代はろくに学校にも行かずずっと踊ってました。

ダンスは18の頃(1996年)に始めて、2年間ダンススクールに通った後、
チームを組んで大阪のクラブで多くのショーケースをこなしてきました。

いろんなチームを結成して、数にすれば100回は出演し、有名アーティストの前座としても踊らさせてもらいました。


*当時の僕のチーム

ギャラありで、このころはダンスで食っていくと本気で思ってました。

「ひょっとして僕のいままでの経験が役に立つかも」と思い、偉そうかもしれませんが、ダンス関連の記事を書いてみようと思います。

少なくともコンテストで勝つにはここで書いてあることは最低限できてないとダメかもしれません。

ヒップホップダンスはテクニックだけでない理由

2015/08/10にアドヒップという会社がやっている「THE GAME」というダンスバトルの大会でHOUSE部門で「TOSHIYA」君が準優勝しました。

めっちゃ衝撃を受けたんですね。

TOSHIYA君は僕がダンスしはじめたころから大阪のダンスシーンではかなり有名でした。

TOSHIYA君は僕より年上で、ダンスのブランクが何年もあるのに、いまの実力あるHOUSEダンサーの若手をバッタバッタ倒していくんですよ。

そのときのイベントの決勝の動画載せておきます。

赤のTシャツがTOSHIYA君です。

まぁ爽快に勝ち続けて決勝までいってます。

いまではダンスイベントで引っ張りだこ。

僕のスタイルはHIPHOPなのですが、TOSHIYA君はHOUSEというスタイルで1990年代初期の頃から大阪のクラブシーンで活躍していました。

東京ではEXILEのHIRO君あたりが活躍していたのではないでしょうか。

この頃からずっと活躍しているダンサーといえばいまだと「ERECTRIC TROUBLE」くらいしか残っていませんかね。たぶん。

芸能界にいった「パニクルー」もこのころよくショーで見ましたね。

徐々に世代交代していき、TOSHIYA君もショーケースにだんだんとでなくなり、ダンサーとして見なくなりました。

そんなTOSHIYA君がなぜ数年のブランクを経てひょこっとバトルエントリーして
ダンスの技術も進化しているこの時代で、バリバリ現役で活躍しているハウスダンサーたちに勝てたのか。

 

 

一言でいうと・・・・・・

 

 

「曲をいかに感じて表現できているか」

 

 

これです。

例を挙げると

なぜ黒人はプローモーションビデオやクラブで、曲に乗っているだけでカッコよく見えるのでしょうか。

 

 

「曲を自分なりに感じ自分なりに表現しているからカッコいいのです」

 

 

テクニックうんぬんじゃない、ただ曲に乗っているだけでカッコいい。

彼らは曲の歌詞の意味も理解していますから、踊るだけでものすごく伝わってくるものがあります。

僕も表現力をつけるためにクラブでよくかかる曲の歌詞を和訳して必死で覚えた時期もあります。

歌手でもただうまいだけでなく深みがある歌手っていますよね。

僕が思うのは玉置浩二さん徳永英明さん。

彼らはうまいだけでない自分の世界を持っています。

ヒップホップダンスも同じで

曲を聴いて自分の感じたままのことをダンスで表現する技術を磨くことがまわりと圧倒的な差をつける第一歩です。

テクニックばかり追い求めていてはダメです。

音を感じることが重要です。

そうすることで自分らしさがダンスににじみ出ます。

コンテストでも審査員は必ず表現力やその人から伝わるもの見ています。

「あっこいつわかってるな」というやつが勝ちます。

いかに音を感じることが大切か、その証拠にこの動画の1:10あたりで「おまえらよく音を聞いて感じろ」とジェスチャーしているのがわかります。

たぶんね、僕に言われなくてもみんなそんなことわかっていると思うんですよ。

でもできないのは、環境もあるのかなと。

できるには踊りまくるしかない。

僕がコンテストに出たとき審査員に後でダメだしされたのが

「音の変化とカラダの動きがあっていない」

といわれたことがあります。

たとえば

音が低い音程から高い音程へとあがっているのに、表現(振り付け)が上から下になっているということです。

音とカラダの動きが逆。それじゃ伝わらないといわれたことがあります。

意味伝わるかな。

とにかく感覚をつかむまで踊るしかないなと。

クラブで夜中の0時か朝の5時まで流れる曲を感じたままに踊り続けてきました。

学生のときももうほんとうにクラブで踊り倒してきました。

ダンスのことしか頭にない、ダンスバカです。

あの「ELECTRIC TROUBLE」も毎週梅田のクラブでサークルを作り、バトルをやって成長していきました。

いまは規制が厳しくクラブも朝まで営業できないところも多いですが、
クラブって僕らにとっては神聖な場所だったんです。

そういう経緯もありテクニックはなくても自然に「曲に乗る」ということは勝手にできたんです。

一番やっちゃいけないのが、曲を無視することです。

曲と戦うのもいいですが、曲にのっかることも大切です。

テクニックだけに走るとチームでのコンテストはおろか、絶対にバトルでも勝てません。

言い切ります。

僕も何回もクラブで笑われたか^^:

クラブで覚えたてのステップや振り付けをドヤ顔でやる。

今思うと恥ずかしい。

いまはこんな言葉があるかどうかわかりませんが「スクールダンサー」と揶揄されたものです。

スクールダンサーとは鏡の前でしか踊らないダンサーのことです。

形ばかり気にする。

うまく踊ろうとするんじゃなくて音をよく聞いて思うがままに踊る。

がんばって練習するのもいいけど、たまには感じたままの好きなように踊ることが大切じゃないかな。

2015年11月23日(月・祝)になんばハッチで行われた「OSAKA DANCE DELIGHT VOL.31」の勝者「JAM」も余裕すら感じるパフォーマンスでした。

この表現力はほんとすごいと思います。素晴らしい。

ブレイキングやポッピングはテクニック、ヒップホップハウスはいかに曲を表現できるかが大事

理解を深めるためにダンスの歴史について話させてください。

そもそもダンスは差別を受けていた黒人同士の争いごとなくすために、ダンスで決着をつけたという歴史があります。

その時代はブレイクダンスやポッピングといわれるオールドスクールといわれるジャンルが主流でした。

後に海外ではMCハマー、日本ではZOOやLL Brothersのようなステップ中心のミドルスクールというスタイルが流行し、

その後、TRFのサムのダンススタイルのスタイルのHOUSEやHIPHOPでもクランプやシェイクなど「ニュースクール」とよばれるスタイルが流行しました。

こういった歴史からブレイキングやポッピングは相手を倒すためにいかにテクニックをつけるのが大切です。

HOUSEやHIPHOPはブレイキングやポッピングとちがい、いかに音を表現できる技術があるかが最も大切です。

別にTOSHIYA君のまわしものでもなんでもないのですが、
音や曲を表現できる技術がある人は、何歳になってもかっこいいし、バトルで勝てるんです。

ブレイキングやポッピングも昔と違い技術も進歩してきているせいか
いかに音を表現できるかが重要な要素となっています。

ちなみにオールドスクールとミドルスクール、ニュースクールのはっきりとした境目は非常にあいまいなものとなっていて、
ミドルスクールは日本独自の表現で海外では知られていません。

まとめ

いくらテクニックがあってたとしても、曲をよく聞いて感じることが大切。

へたでもいいから恥ずかしがらず自分が感じるままに踊ろう。

恥を捨てることでその先に見えるものが必ずある。

絶対うまくなるから。

ABOUT ME
著者、監修者
2児のパパ。関西大学ファイナンスコースを専攻し卒業。金融を学び、FP2級の資格を持ち、WEBサイトを運営している40代。特技:ダンス歴25年、和食料理。調理師免許取得。 ■サイト運営者情報 株式会社クロスウェブ 法人番号 1120001197731 経済産業省 文部科学省 金融庁 日本英語検定協会広告掲載(無料)のお問い合わせはこちら
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